24歳。第三十一代唐亜玄奘三蔵法師。桃源郷に5人しかいない最高僧の一人だが、仏道に帰依する気は全くなく、飲酒・喫煙・博打を嗜む破戒僧。物事を見極める鋭い目とカリスマ性を持ちつつも、負けず嫌いで自分勝手な面もある。口癖は「死ね」「殺すぞ」。

19歳。大地のエネルギーが集結した花果山の山頂にある岩より生まれた、人間でも妖怪でも神でも無い、異端の存在。
過去に何らかの大罪を犯し、500年間岩牢に閉じ込められていたが、三蔵によって救い出された。明るく純粋で、真っ直ぐな性格。ある意味、単純。底なしの胃袋を持ち、口癖は「腹減った」。

23歳。桃源郷では禁忌とされている、妖怪と人間との間に生まれたハーフ。
女癖が悪く斜に構えて格好つけてはいるが、意外とお人好しで気遣い屋のため、貧乏くじをひきやすい。悟空との子供じみた喧嘩は日常茶飯事で、その度に妙なあだ名『エロ河童』『ゴキブリ河童』などと呼ばれている。

23歳。復讐のために千の妖怪を殺し、その血を浴びたことで妖怪となった元・人間の青年。基本的には争いごとを嫌い、穏やかで人あたりの良い性格。反面、怒った時は非常に恐ろしく、他の三人からは八戒だけは怒らせてはいけないと思われている。
実は三蔵一行の裏番的存在。

牛魔王と羅刹女の一人息子。羅刹女への呪縛を解くため、玉面公主が目論む牛魔王蘇生実験に協力し、三蔵一行と幾度となく交戦する。正義感が強く実直で仲間思いだが、若干堅物な性格。しかし誰からも慕われる、妖怪の中ではカリスマ的存在。

悟浄の異母兄。悟浄を救うために実母に手をかけ、その後失踪。さ迷い歩いていたところで紅孩児と出会い、以降忠実な部下となる。豪快で男臭い性格で、紅孩児の兄貴的存在。今ではひとつの家族として紅孩児をはじめとした仲間達を何より大事に思っている。

謎の青年。

正体不明の謎の少女。

第二十八代羅漢紗烙三蔵。玄奘三蔵と同じく桃源郷における最高僧の一人で、ディフェンスを司る恒天経文の所持者。

紗烙三蔵の右腕的存在。かつて紗烙と共に三蔵法師となる為の修行をしていた。

紗烙三蔵の部下で、恒天部隊のひとり。

紗烙三蔵の部下で、恒天部隊のひとり。

天界を司る五大菩薩の一人。慈愛と慈悲の象徴の神であるが、言葉づかいも悪く、思うままに振る舞う唯我独尊的性格。三蔵一行を西へ向かうよう仕向けた張本人。三蔵一行の旅路を楽しんでいるように見えるが、五百年前からずっとその生き様を「見守る」役に徹している。

観世音菩薩のお目付役。いつも観世音菩薩には振り回されている。

牛魔王の妾で、桃源郷を狂わせた異変の元凶となる、牛魔王蘇生実験を企てた張本人。

西方の村に住む少年。
村の事情を理解しつつも、玲を蔑ろにする村人たちに反感を持っている。

夫を妖怪に殺され、心を病んでしまった村の女性。
皆が妖怪から息をひそめて暮らす中で、たびたび騒ぎをおこすため村人たちからは
は煙たがられている。

村のはずれに住む守り人。鳥たちの世話をして暮らしている。

三蔵一行を倒すために、玉面公主の元から派遣された妖怪のひとり。
ビジュアル系の衣装と演劇めいた口調が特徴。得意技は催眠暗示。